竹鶴政孝さん、初めて飲ませて頂きます。

皆さんこんばんは!

 

いつも当ブログを読んで頂いてありがとうございます!

 

このブログを通じて何か1つでも新しい事を知ってもらえたら嬉しいです。

 

本日もよろしくお願いします。

 

さて今日は8月29日ですが、今回のウイスキーを紹介する前に皆さんは今日何の日か知っていますでしょうか?

 

今日はあの「日本のウイスキーの父」と呼ばれている竹鶴政孝さんの命日なんです。

 

竹鶴政孝とは

 

竹鶴政孝さんは1894年6月20日に広島県賀茂郡竹原町出身の実業家です。

 

1918年に摂津酒造の社長である阿部喜兵衛さんと常務である岩井喜一郎さんの命を受けて、単身スコットランドに行きました。

 

スコットランドにあるグラスゴー大学で有機化学と応用化学を学び、現地のウイスキー蒸留所を見学し、頼み込んでエルギンのロングモーン蒸留所で実習を行いまして、最終的にはキャンベルタウンのヘーゼルバーン蒸留所で実習を行いました。

 

竹鶴さんはポットスチルの内部構造を調べるために、専門の職人でさえ嫌がる釜の掃除を竹鶴さんが買って出たと言う逸話もあるみたいです。

 

1920年にあの「マッサン」で有名になりましたリタ夫人と結婚して、1934年に大日本果汁株式会社(余市蒸溜所)を設立しました。

 

そして1940年余市で製造した最初のウイスキーが発売され社名の「日」「果」をとって「ニッカウイスキー  」と命名され現在にに至ります。

 

今書いてるのはほんの一部分だけを紹介しましたが実際はたくさんの挑戦と失敗、そして苦悩があったと思いますが、ウイスキーに対する情熱があったから今の素晴らしいウイスキーがあるんですよね。

 

ホントすごい方ですね。

 

それでは本日のウイスキーを紹介したいのですが、その竹鶴さんが毎晩、愛飲していたウイスキーになります。

 

こちらです。

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ハイニッカになります。

 

このハイニッカはブレンデッドウイスキーでアルコール度数は39%です。

 

ハイニッカとは

 

1964年にニッカウイスキーから発売されたハイニッカですが、「ハイ」の由来はオーディオ用語の「HI-FI」(ハイファイ)から取られています。

 

2級ウイスキーとして発売当時は500円という低価格で発売された大人気になった商品です。

 

そしてハイニッカと言えば、竹鶴政孝さんが1日1本飲んでいたと言う逸話もありますよね。(1日1本ってすごいですよね。晩年は3日で2本に減らしたそうです)

 

 

 

それではテイスティングしていきましょう。

 

*全て個人の見解になります。

 

ストレート

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香りはアルコール臭が少し強い感じですが、香ばしい香りとピートの香りもしました。

 

風味はビターの感じがして、バニラのような甘さがあります。余韻は長くなくすっきり飲みやすいですね。

 

オンザロック

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先程のアルコール感がなくなって、グレーンの風味が強くなった感じがして、甘みもある感じがします。

 

すごく飲みやすくなりました。

 

水割り

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ウイスキーを初めて飲む方には非常に飲みやすいと思いました。

 

アルコール感がなくなって、ウイスキーの香りが微かに感じる程度になります。

 

ウイスキーに飲み慣れてる方は少し薄くて物足りないかも知れませんね。

 

でも、普通に美味しいですよ。

 

ハイボール

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個人的には少し物足りない感じがしました。

 

濃いめに作りましたがグレーン感とかビター感が薄まってしまっているんですよね。

 

アルコール度数が39%と言うのもあるんですかね。

 

以上でテイスティングは終了ですが、個人的にはストレートオンザロックです。

 

ハイニッカの良さがしっかり感じる事が出来るのでオススメです。

 

因みに余談になりますが、竹鶴さんは、このハイニッカとうす焼きの醤油煎餅を食べてたみたいですよ。

 

相性も良さそうな感じがしますので試してみたいと思います。

 

本日も当ブログを最後まで読んで頂きありがとうございます!

 

次回も読者の皆さんに新しいウイスキーの知識を伝えることが出来たら嬉しいです。

 

それでは皆さん、お疲れ様でしたー!

 

乾杯。

ロックならこちらのグラスおススメです。